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コンドミニアムの外国人所有率の制限緩和 不動産コンサルタントは「懸念するに及ばず」

コンドミニアム(分譲マンション)の外国人所有率の上限が現行の49%から75%に引き上げられる見通しであり、これに一部で懸念の声が上がっているが、業界関係者によれば、外国人がコンドミニアムのユニットを大量に買って所有率が大幅に上がることは考えにくいという。

不動産コンサルタント会社のCBREタイランドの担当者は、「バンコクにあるコンドミニアムで今のところ、外国人の所有率が49%近くにまで達しているのは1件か2件しかない。そのうち1件は、ある国の大使館が職員のためにユニットを大量に購入したコンドミニアムで、これは例外的と言える」と説明する。

また、外国人の所有率が比較的高いコンドミニアムは外資系ディベロッパーが建てた物件に多いが、このようなコンドミニアムは数が限られているとのことだ。 なお、外国人はバンコク首都圏(バンコクと近隣県)のコンドミニアムでなく、それ以外のエリアに位置する物件を購入する傾向にあるという。

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