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6月の業況判断指数が過去2年で最低に 続く景気低迷で生産・販売ともに落ち込み

タイ工業連盟(FTI)によれば、今年6月のタイ業況判断指数(TISI)は過去24カ月で最低の87.2ポイントだった。生産コスト上昇に中小企業が喘ぐ中、景気低迷が続いていることなどが要因という。この指数は、FTIが46業種に及ぶ加盟1341社を対象に実施する調査結果に基づいたもので、100ポイント超えが「業況好感」を意味する。

クリエンサクFTI会長は、「6月の指数は2022年7月から現在までの最低値。景気がなかなか回復せず、消費者の購買力も改善せずに販売が低調であり、注文も生産も落ち込んでいることが大きな理由」と説明している。

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