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エネルギー規制委 来年1~4月期の電気料金は引き下げの見通し 年内は現レート維持

タイ・エネルギー規制委員会(ERC)のプーンパット事務局長によれば、タイのユニット当たり電気料金は今年5~8月期の4.18バーツが9~12月期も維持されることになったが、発電燃料の液化天然ガス(LNG)の値下がりで来年1~4月期の電気料金は引き下げられる見通しだという。

タイ国内の発電所で使用されている燃料は、国産ガスと輸入LNGが約60%、石炭が約20%、国産及び輸入した再生可能エネルギーが約15%、燃油が約5%を占めている。同事務局長は、「この先エネルギー価格に影響するような地政学的問題が起きず、政府が電気料金収入をタイ発電公社(EGAT)とタイ石油公社(PTT)の赤字補填に使うというポリシーを変更することがなければ、(来年1~4月期は)電気料金が引き下げられるかもしくは現在のレートが維持されることになろう」と話している。

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