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投資計画見直しの米テスラが対タイ投資を断念か タイ政府「連絡を待っているところ」

チャイ政府報道官はこのほど、米電気自動車(EV)最大手のテスラ社が対タイ投資についてどのような決定を下すかをタイ政府が見守っていることを明らかにした。

米経済が減速する中、テスラは米国、中国、ドイツにあるEV生産拠点を維持すべく、タイ投資だけでなく世界戦略の再考を余儀なくされている。同報道官は、「テスラは対タイ投資だけでなく、世界的な投資計画の見直しを検討しているが、今のところ(タイへの投資を中止するという)決定が下ったという連絡はない。テスラがどのように対応するかを待っているところだ」と説明した。

テスラの対タイ投資は、昨年9月に国連総会出席のために渡米したセーター首相がテスラCEOのイーロン・マスク氏と話し合い、同年11月にテスラのカリフォルニア工場を視察したことなどで現実味を帯びてきたが、最近になって「テスラは東南アジアでのEV工場建設を中断する意向」と報じられたことで、雲行きが怪しくなっている。

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