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金利引き下げ求めるタイ政府が利下げ拒否の中銀と協議へ 財務相「債務増大招いている」

タイ政府は政策金利引き下げの要望を発信し続けているが、タイ中央銀行がなかなか利下げに応じない状態が続く中、ピチャイ副首相兼財務相は9月24日、セタプット中銀総裁と来週にもバーツ高や政府のインフレ目標などについて協議する予定だと明らかにした。関係筋によれば、ここで政府側は改めて中銀に利下げの必要性を強調することが予想されるという。

政策金利は1年以上前から2.5%に設定されたままだが、セーター前首相は、金利が高いレベルに設定されていることが家計債務の増大などの弊害を招いていると批判していた。

また、ピチャイ商務相(副首相兼財務相と同名)は24日、「中銀は経済問題を解決するという政府の努力を後押しすべき」と述べ、改めて中銀に利下げを要望した。

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