タイ国政府観光庁と観光スポーツ省が協議 来年はスポーツイベントと観光を融合
タイ国政府観光庁(TAT)は10月15日、来年の観光促進策としてタイを外国人にとって魅力的な旅行先にすることやスポーツイベントと観光を結びつけることなどを観光スポーツ省と協議する予定だと明らかにした。
TATと同省の話し合いは10月3日にも行われており、ここには全国のTAT支部の代表も参加。タパニーTAT長官によれば、来年はTATと同省の協力の下、「タイランド・グランド・ツーリズム・アンド・スポーツ・イヤー2025」と銘打ち観光促進キャンペーンが展開される予定。このほかにも、バンコク、東部チョンブリ県、南部ソンクラ県で東南アジア競技大会(SEA GAMES)が開催されるほか、タイと中国の国交樹立50周年記念を祝う行事やサウジアラビアの首都リヤドに30番目となるTAT海外事務所が開設されるのを記念したイベントが催される予定であり、これらをタイ観光促進に役立てることが計画されている。 なお、同長官によれば、訪タイ外国人数は今年1~9月期で約2600万人となっており、通年では約3670万人に上る見通し。