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タイの労働者は半数以上が非正規雇用 年齢層は40~50代 農業部門に集中

タイ国家統計事務所(NSO)によれば、タイの労働者約4010万人のうち、非正規労働者は2100万人に達しており、全体の52.3%を占めている。非正規労働者は農業部門に多く、正規労働者に比べ所得も大幅に低い傾向にあるという。

また、労働者の年齢層は、非正規の約半数が40~59歳。60歳以上は全体で約510万人のうち、非正規は約440万人にのぼる。

このほか、非正規労働者の約28%が賃金、雇用の継続、過労などの問題を抱えているとのことだ。

なお、正規労働者とは、雇用主との間で期間の定めのない労働契約を交わしている労働者を指し、いわゆる正社員がこれに該当。一方、非正規労働者は、臨時工、派遣労働者、パートタイマーなどの正規労働者以外の労働者となっている。

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