タイ国内自動車市場低迷もフォードは投資拡大の方針 「将来的に回復すると信じている」
タイ国内市場では新車販売が縮小傾向にあるが、フォード・タイランド社はタイで投資を拡大する方針という。タイ国内自動車マーケットが低迷している原因としては、いくつか挙げられるが、家計債務の増大に伴い金融機関が不良債権が増えるのを嫌って自動車ローンの提供に消極的なことが大きな要因となっている。
同社のラタナカン社長は、「フォードのピックアップトラックはタイで人気がある。フォードとしては今後も投資を継続する。タイの自動車産業は今は落ち込んでいるものの、将来的に回復すると信じている。また、海外市場は依然として有望なので、輸出の改善にも力を入れる」と述べている。