バンコク首都圏では高級戸建て住宅が依然として売れ筋 居住目的、投資目的とも好調
不動産調査コンサルタント会社のテラ・メディア・アンド・コンサルティングによれば、バンコク首都圏では今年、高級戸建て住宅がこれまでと同様に最もよく売れたという。
このセグメントは過去2年間で供給数が増えているが、依然として売れ筋とのこと。同社のスミトラ社長は、「高級住宅がよく売れている一方、それ以外の住宅は供給数も販売数も減少している。購入して住むという人と賃貸など投資目的で購入する人の双方が高級戸建て住宅を求めている。一等地に立地する1500万バーツほどの高級住宅では月に10万バーツ前後の家賃収入を得ることが可能」と指摘する。
なお、首都圏では今年1~9月期に3000万バーツ以上の戸建て住宅が約1000件売り出されたが、1000万以上3000万バーツ未満のものも比較的よく売れているとのことだ。