長距離バスサービスの乗り場をクルンテープアピワット中央駅に集約 運輸省が計画
格安航空会社の参入でタイ国内の移動に旅客機を利用する人も増えているが、長距離バスも依然として移動手段として人気がある。その長距離バスの乗り場(ターミナル)は行き先別でバンコクに3カ所あるが、タイ運輸省は乗り場をバンコクのクルンテープアピワット中央駅(バンスー中央駅)に集約させることを計画している。
スリヤ運輸相が先ごろ開かれた関係政府機関の会合で説明したところによれば、3つのバスターミナルを統合したバス乗り場セントラル・ターミナルについては、長距離バスサービスで主導的役割を果たしている官営トランスポート社に運営を任せる方向で検討が進んでいるという。
運輸相はまた、長距離バス乗り場を中央駅に集めることで選択の幅が広がり利便性が向上すると指摘。「福岡市の博多駅のような便利な駅がバンコクに誕生することになる」と訴える。