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関税率引き上げで対米輸出のコストが最大8%増大か タイ主要経済団体が早急な対策訴え

タイ主要経済3団体で組織されるタイ商業・工業・銀行合同常設委員会(JSCCIB)によれば、トランプ米大統領が関税率を大幅に引き上げる姿勢を見せていることから、タイの対米輸出はコストが平均6~8%増大する可能性があるという。報道では、米大統領は3月に鉄鋼とアルミニウムの輸入税率を25%、4月に自動車の輸入税率を25%に引き上げると宣言した。

先ごろ開かれたJSCCIBの会議で議長を務めたクリエンクライ・タイ工業連盟(FTI)会長は、「米国が関税率を引き上げることでタイの輸出業者は対米輸出にかかる費用が嵩むことになる。この貿易戦争のインパクトを軽減する措置を早急に考案、実施する必要がある」と話している。

また、ペートンタン首相はX(旧ツイッター)に「この2週間のうちにJSCCIBと会って話し合う予定」と書き込んでいるが、クリエンクライ会長によれば、JSCCIBも関税問題について首相と話し合う用意ができているとのことだ。

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