カジノ含む娯楽施設 まずはバンコクなど4カ所に開設予定 すでに外国人投資家が関心
タイ政府はカジノを含む複合娯楽施設を開設する形でカジノ合法化を図ろうとしているが、同施設を監督する特別委員会のニコム副委員長は3月13日、複合娯楽施設はバンコク、東部チョンブリ、北部チェンマイ、南部プーケットの4カ所にまず開設される予定と明らかにした。
中核与党・タイ貢献党に所属する下院議員である同副委員長によれば、5000億バーツを投入する複合娯楽施設計画では同施設の入場者は年間5000万人以上に上り、4万人以上が雇用され大きな収益を国にもたらし、タイ経済成長に寄与することが期待されるという。また、すでに外国の投資家がこの計画に投資する意向を示しているとのことだ。
なお、複合娯楽施設は、カジノのほか、五つ星ホテル、ショッピングモール、アミューズメントパーク、スポーツアリーナ、会議施設、展示センターなどで構成される。カジノが施設に占める割合は10%にも満たない。