金融機関の自動車ローン審査厳格化 自動車業界が政府に緩和対策を要望
タイでは景気低迷を受けて自動車の販売も低迷している。金融機関が自動車ローンの条件を厳しくしていることが大きな要因とされており、自動車業界からはこの問題を解決して新車・中古車の販売拡大につなげたいとの要望が政府に出ているが、今のところ状況は改善していない。
「2025ファスト・オート・ショー・タイランド」の主催者キング・オブ・オート・プロダクツ社のアサダウット副会長によれば、現在の状況が続ければ、新車と中古車の販売はさらに減少することが懸念されるとのことだ。
なお、昨年1年間の新車販売は過去14年で最低の57万2675台。前年比で26%減少した。