タイ輸出入銀行が予測 今年の輸出成長率は0.2%程度 来年は改善
タイ輸出入銀行によれば、今年のタイの輸出は、米中貿易摩擦やバーツ高といったマイナス要因のため前年比でわずか0.2%程度の成長にとどまる見通しという。
同行のピシット総裁によれば、「今年上半期(1~6月)の輸出は前年同期を2.9%下回ったが、今年1年間では0.2%の輸出成長を見込んでいる」とのことだ。
同総裁は、タイはグローバルなサプライチェーンの一部であり、従って中国に大きく依存しており、中国が打撃を受ければ、タイも打撃を受けることになると話す。
なお、来年は、国際貿易で緊張が緩和され、タイの輸出も改善することが期待されるという。