タイ市民団体 大幅な酒税引き下げを強く批判 輸入ワインは20分の1に
タイ政府は先ごろ、観光促進を目的に酒税を大幅に引き下げることを決めたが、飲酒に起因する問題に取り組んでいる市民団体「ストップ・ドリンク・ネットワーク・タイランド」はこのほど、「政府はひとつの問題を解決するために別の問題を引き起こそうとしている」と強く批判した。
今回の決定では、例えば輸入ワインの税率はこれまでの100%から5%に引き下げられている。同団体のティーラ代表は、「今回の酒税の大幅引き下げは飲酒問題に取り組んでいる人々にとっては大きなショック」と話している。