タイ中銀 利用者にICカードへの切り替えを呼びかけ
磁気テープを用いた磁気ストライプカード型のATMカードやデビットカードは来年1月16日までしか使用できないことから、タイ中央銀行はこのほど、ICカードへの切り替えを改めて市民に呼びかけた。
磁気ストライプカードは現在も約2000万枚流通しているとされる。発行地の割合は東北部26%、中部19%、北部14%、南部12%となっている。
中央銀行とタイ銀行協会は2年前からセキュリティー面で優れているICカードへの切り替えを奨励しており、これまでに4700万枚がICカードに変更されたという。
なお、磁気ストライプカード約2000万枚のうち約600万枚は、1カ月の平均使用回数が1回以下のほぼ休眠状態のカードとのことだ。