サイアム・セメントが売り上げ見通しと投資額を下方修正
セメント最大手のサイアム・セメントグループ(SCG)はこのほど、新型コロナウイルス感染拡大による景気減速を受け、今年の売り上げ見通しを下方修正するとともに、今年の投資を縮小すると発表した。
今年の投資額は当初、600億-700億バーツとされていたが、これを550億-600億バーツに減額する予定という。ただ、この先数か月間事態が好転しない場合は今年の投資額をさらに切り詰める必要があるとしている。
同グループの売り上げであるが、昨年が4370億バーツ。今年第1四半期(1-3月)は前年同期比6%減の1050億バーツとなっている。