今年のエビ輸出 前年比14%減の見通し コロナ禍で需要減
タイ・シュリンプ協会のソムサク会長によれば、今年のタイのエビ輸出は前年比14%減の15万トン、金額では同44%減の440億バーツ相当にとどまる見通しという。
エビはクリスマスや正月に消費が拡大するが、今年は複数の国が新型コロナ感染拡大に見舞われており、クリスマスと正月用のエビの需要が伸びないことが予想されるという。
なお、同協会は昨年12月、生産拡大に伴い今年のエビ輸出は20%増大するとの見通しを発表していたが、今年1~10月期のエビ輸出は12万3297トン、359億バーツ相当にとどまり、前年同期をそれぞれ9%、11%下回った。