営業制限措置導入で飲食店の売り上げは45%減の見通し
新型コロナの感染再拡大を受け、感染多発ゾーンの飲食店で客が飲食できる時間が午後9時までとされ、店内でのアルコール飲料販売が禁止されることになったが、レストラン・ビジネス協会のラッダー会長によれば、新たな制限措置により飲食店の売り上げは45%程度減少する見通しという。
さらに、この措置が1カ月以上続いた場合、従業員の多い大型店は非常に大きな困難に直面することが予想されるほか、飲食店の売り上げ減少が関連のビジネスに影響を及ぼし、失業者がさらに増加することが懸念されるとのことだ。
一方、外食チェーン大手のマイナーフード・グループでは、飲食店すべてが営業停止を余儀なくされた昨年の全国的ロックダウンに比べれば、今回の感染再拡大対策の影響はさほど深刻ではないとの見方を示している。