不法就労の出稼ぎ外国人 今年2月半ばまでに半数が登録の見通し
タイ政府は約50万人と推定される不法就労の出稼ぎ外国人に対し合法的に就労するため当局に登録をするよう呼びかけているが、スチャート労相は1月16日、不法就労の出稼ぎ外国人の半数が2月半ばまでに登録を済ますとの見通しを明らかにした。
関係筋によれば、とりわけミャンマーからの出稼ぎ労働者の新型コロナ集団感染が起きているため、政府は不法就労の出稼ぎ外国人が水面下で感染を拡大させるのを防ぐべく当局が出稼ぎ外国人を把握・管理できるよう合法的就労を認めることを条件に登録を行わせようとしているものという。
登録は1月15日から受け付けられており、これまでに不法就労の外国人約19万人が登録を行ったとのことだ。