受刑者の職業訓練を目的とする特別工業団地をサムットサコン県に設置
法務省矯正局とタイ工業団地公社(IEAT)はこのほど、受刑者の職業訓練を施すことなどを目的に特別な工業団地を開設するための覚え書きを取り交わした。ソムサク法相によれば、この工業団地「ニコム・ラチャタン」は中部サムットサコン県に開設される予定で、IEATがすでに事前調査を開始している。
東部チョンブリ県で民間部門と協力して受刑者400人あまりを自転車組み立ての作業に就かせるという試験プロジェクトの結果が良好だったことから同工業団地開設が具体化されることになった。
タイでは平均して年間7万~8万人の受刑者が釈放されているが、その多くが就職できずにいる。