政府系シンクタンク タイ経済成長見通しを下方修正
政府系シンクタンクである国家経済社会開発評議会(NESDC)はこのほど、新型コロナの感染第2波の影響などを考慮して今年のタイ経済成長見通しを昨年11月発表の3.5~4.5%から2.5~3.5%に下方修正した。
ダヌチャNESDC事務局長は、「昨年第4四半期(10~12月)は個人消費の拡大などで予想以上にタイ経済が成長した。だが、タイでは国内感染が増加しており、諸外国でも感染拡大が続いている。そのため、今年第1四半期(1~3月)も引き続きサービス業や観光業が感染拡大の影響を受けることになるだろう」と指摘している。