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今年のタイ経済成長 アナリストは厳しい見方 観光・輸出とも先行き不透明感

スタンダードチャータード銀行タイによれば、タイ経済が今年、順調に成長するとは今のところ考えにくいという。新型コロナウイルスワクチンの接種については、限定的な経済的効果が期待できるものの、まだ実現には至っていない。

また、タイの主要産業のひとつである観光業に関しては、業界は今年半ばに回復に転ずると期待しているが、現時点ではまだ先行き不透明。タイ経済の成長を支えている輸出については、最近になって期待の持てる数字が出ているものの、自動車輸出は回復の兆しが顕著とは言い切れず、今後の回復を確信できる状況ではないという。

なお、同行は今年のタイ経済成長見通しを3.1%から2.4%に下方修正したが、来年の成長見通しについては2.5%から3%に上方修正している。

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