ペチャブリ県の電子部品工場で大規模クラスターが発生
バンコクの南西に位置し、タイ湾に面する西部ペチャブリ県では先に電子製品製造会社であるカルコンプ・エレクトロニクス・タイランドの工場で新型コロナの大規模集団感染が起きていたことが判明し、感染者を治療するために臨時医療施設が設けられることになった。
同県カオヨーイ郡に位置する同工場では従業員に検査を実施したところ、ミャンマー人1297人、タイ人781人を含む2111人が陽性だった。今回の集団感染について、スチャート労相はこのほど、「政府は懸念を深めている。プラウィット副首相からは(先にミャンマー人出稼ぎ労働者の大規模集団感染が起きた)中部サムットサコン県に適用された感染防止対策と同様のものをペチャブリ県で実施すべきとの提言が出ている」としている。