ワクチン接種が順調なら第４四半期の経済成長５％の可能性も

カシコン銀行傘下のカシコン・リサーチセンター（Kリサーチ）によれば、政府が１日当たり40万回分のペースで新型コロナワクチンを接種することができれば、現在のコロナ第３波は７月にも収束し、今年第４四半期（10～12月）のタイ経済成長率が５％に達する可能性があるという。

先に政府が開始した大規模接種では１日に約40万回分を接種することが目標となっている。今年第１四半期（１～３月）のタイ経済成長率はマイナス2.6％だったが、Kリサーチでは第２四半期（４～６月）の成長をプラス１％と見積もっている。