消費者信頼感指数がさらに下落 コロナ感染急拡大で懸念深まる
タイ商工会議所大学(UTCC)は7月8日、6月の消費者信頼感指数が43・1に落ち込んだと発表した。同指数は、今年1月の47.8、2月の49.4、3月の48.5、4月の46、5月の44.7と変動を見せていたが、6月の数値は今年に入って最低で、過去22年と9カ月でも最低となっている。
タナワットUTCC学長は、6月の指数下落について、「新型コロナの感染第3波の影響、毎日報告されている新規感染者数と感染者の死亡者数の増加、政治の不安定さ、政府のワクチン接種の遅れなどが要因となって人々が懸念を募らせていることが原因」と説明している。