政府系シンクタンク タイ経済成長見通し3.5~4.5%を維持
政府のシンクタンク、国家経済社会開発評議会(NESDC)は、今年のタイ経済の成長について、これまでの見通し3.5~4.5%を維持する考えを示すとともに、政府が新たな制限措置を導入することなくオミクロン株の感染拡大を抑制できるとの見方を示した。
NESDCでは、今年のタイ経済成長を支える要因として、需要拡大、タイ観光業回復、輸出増加継続、公共投資拡大などを挙げる。また、NESDCは、今年はタイの対米輸出が4.9%、民間消費が4.5%、民間投資が3.8%成長するとの見通しを示している。