ウクライナ危機でタイ経済成長が鈍化 1兆バーツの借り入れ必要か
タイ商業・工業・金融合同常任委員会(JSCCIB)によれば、今年のタイ経済が3~4.5%ほど成長すると見込まれていたが、ロシア軍がウクライナに侵攻したことから2.5%ほどの成長にとどまる可能性があるという。
タイ工業連盟(FTI)のスパン会長は、「ロシアの軍事侵攻でエネルギー価格が上昇し、タイ経済の成長が減速すると予想される。これを緩和するためにタイ政府は少なくとも1兆バーツの借り入れが必要になるだろう」としている。
JSCCIBはFTI、タイ貿易院(BOT)、タイ銀行協会(TBA)の民間3団体で構成される組織。