首相 家計債務縮小・物価上昇抑制のため銀行関係者と協議へ
タナコン政府報道官によれば、プラユット首相はこのほど、顧問チームと関係政府機関に対し、国民の負担を軽減すべく家計債務を減らし、物価上昇を抑制する方策を打ち出すよう指示した。首相はまた、近く官営銀行とタイ銀行協会の代表と会い、どのように家計債務を縮小すべきかについて意見交換する予定という。
国家経済社会開発評議会(NESDC)が2月28日に発表した報告によれば、昨年第3四半期(7~9月)における家計債務は14兆4000億バーツで前年同期比4.2%の増加だった。また、同年第2四半期(4~6月)の家計債務は前年同期比で5.1%の増加となった。