経済界 軽油価格安定のための補助継続を要望 拠出元残高は危険レベル
タイ政府は軽油の小売価格をリットル30バーツ未満に抑えるため、価格補助を行っているが、タイ工業連盟(FTI)によれば、経済への影響を最小限にするため政府が今後も価格補助を継続することが望ましいという。
クリエンクライFTI副会長は、「軽油価格がリットル30バーツ以上に値上がりするのを政府が容認することになれば、タイ経済が打撃を受ける」としている。
なお、政府の価格補助には燃油ファンドから資金が拠出されているが、ファンドの残高が少なくなっていることから政府は商業銀行から200億バーツを借り入れるなどして資金を確保しようとしている。