オーストラリアが農業ビザを発給 4年間滞在可 不足する農業従事者補完のため
オーストラリアの外務貿易省はこのほど、同国の農業部門で働くベトナム、タイ、インドネシア、フィリピンの労働者に農業ビザを発給することが可能になったと発表した。ビザを取得した者は農業、林業、漁業、園芸、畜産および関連サービスに就労することが可能となる。
1カ月当たりの基本給は4000オーストラリアドル(約2600米ドル=約9万3600バーツ)で、最長で4年間オーストラリアで就労できる。同国の農業林業省によれば、「農業部門では園芸だけで毎年約3万人の労働力が不足しているのが現状。畜産、食肉加工、酪農などでも人手が足りない」とのことだ。