タイ船荷主評議会 欧米への輸出減速の可能性を指摘
タイ船荷主評議会(TNSC)のチャイチャン会長によれば、タイの主要な貿易相手である米国やEUの経済成長が減速する可能性が指摘されているものの、TNSCとしては、先の予想通り今年はタイの輸出が5~8%成長することを確信しているという。
米国については今年に入ってからタイからの輸出が好調であるが、第3四半期と第4四半期には景気が減速する可能性を指摘。EUについても景気減速でタイからの自動車部品、タイヤ、電子部品の輸出に影響が及ぶ可能性があるとのことだ。
今年初めの4カ月間のタイの輸出は971億米ドルで、前年同期を13.7%上回った。