9月からの電気料金引き上げにプラユット首相が「待った」
エネルギー省関係筋によれば、今年9月から12月まで電気料金を引き上げる措置が8月2日に発表される予定だったが、プラユット首相が国民のさらなる負担拡大を避けるべく、この値上げに待ったをかけた。
今年5月から8月まで適用されるキロワットアワー当たりの電気料金は4バーツだが、これが当初の予定では9月から4.72バーツに引き上げられることになっていた。電気料金引き上げはウクライナを侵略したロシアへの経済制裁が主な原因だが、タイ湾のガス産出量が減少し、割高な液化天然ガスの輸入を増やしていることも背景にあるとのことだ。