バンコク首都圏の土地価格 前年比で約1割アップ
タイ証券取引所(SET)上場の不動産開発会社、スパライによれば、バンコク首都圏では今年第3四半期(7~9月)における空き地の値段が前年同期比で10.3%上昇し、過去5四半期で最高となった。
トリテチャ同社社長は、「今年になって固定資産税の税率が通常レベルに引き上げられたが、バンコクとその近隣県では空き地の販売価格は下がっていない」と話す。同社長によれば、土地を所有することが負担だと思っていた人や固定資産税を納めたくないと思っていた人はすでに土地を手放しており、今土地を購入している人たちは納税を気にしていないとのことだ。