ホテル向けソフトローン計画を閣議承認 融資条件を緩和
タイ政府は11月22日の閣議で、小規模ホテルとそのサプライチェーンを対象とした50億バーツのソフトローン計画を承認した。アヌチャ政府報道官によれば、この計画ではホテルを運営するための許可を申請中の事業者もローンを申請できるなど融資の条件がこれまでに比べて緩和されている。
さらに、これまでは過去3年間について少なくとも1年は黒字であることが融資を受けられる条件となっていたが、今回、「過去3年」が「過去5年」に緩和された。また、返済期間もこれまでの7年から10年に延長されている。
なお、この計画でローンを申請できるのはタイ国籍者あるいはタイ人が株の50%以上を保有する事業所のみとなっている。