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【不動産】バンコクの高級コンドミニアム市場、底堅さ維持 日本人が上位の買い手に

バンコクの高級コンドミニアム市場が、タイ経済全体の先行き不透明感をよそに底堅さを保っている。不動産コンサルティング会社CBREタイランドによると、好立地の物件に対する海外からの需要拡大と、供給が限られていることが、販売を下支えしているという。2026年上半期のバンコク都心部における新規供給は2380戸で、前年同期比207パーセントの大幅増となった。ミッドタウンや郊外エリアでも新規供給が46パーセント増の8982戸に達し、いずれも高級・超高級セグメントを中心とした開発が全体をけん引する構図となっている。

なかでも都心の一等地、セントラル・ルンピニ地区は主要な牽引役となり、同エリアの分譲マンション開発だけで第2四半期単独でも20億バーツを超える販売額を記録した。バンコクの住宅販売全体は上半期に前年同期比で3割以上増加しており、その伸びは主に一等地の新規プロジェクトによるものだという。CBREの担当者は、富裕層の買い手が自らのライフスタイルや個性を映し出す個性的な住宅を引き続き志向していると説明する。超高級セグメントにおける海外購入者の出身国は、日本、英国、台湾、ロシアの順に多く、投資目的というより、ライフスタイル用途やセカンドハウス、長期の資産保全を目的とした購入が中心とみられる。過去5年間の平均では海外購入者の比率は全体の2割未満にとどまるなど、今回の伸びは際立っている。

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