【製造】データセンター需要拡大、タイ工業用地価格を押し上げも
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タイの不動産コンサルティング会社サヴィルズ・タイランドによると、データセンター建設ブームの拡大により、確実な電力供給能力を備えた工業用地の価格が上昇している。データセンターとは、大量のサーバーを集めて設置し、インターネット上のデータ処理や保管を行う施設。データセンターは通常の工場と比べて桁違いに大きな電力を消費するため、電力会社から確実に大容量の電気を供給してもらえる用地かどうかが、開発事業者にとって重要な選定基準となる。そして、こうした「電力確保済み」の工業用地では、限られた区画を巡って競争が激化しているという。
背景には、生成AI(人工知能)の急速な普及に伴い、世界的にデータセンターの新設需要が拡大している事情がある。タイでも東部経済回廊(EEC)を中心に、大手データセンター事業者や通信会社による投資計画が相次いで発表されており、電力インフラが整った工業団地への引き合いが強まっている。従来は物流拠点や自動車部品工場向けの立地として評価されてきた用地についても、電力供給力の高さを理由にデータセンター用途への転換を打診されるケースが出ているという。
