期間限定バンコク週報無料購読キャンペーン実施中

【経済】タイ市民の家計の苦しさが鮮明 景況の将来見通しも過半数が悲観的

シンガポールを拠点とするdentsu APAC のConsumer Navigator(25年第2四半期)によると、家計負担と景況感の悪化がタイで目立っている。回答者の71%が「経済は苦戦」としており、今後6〜12カ月でさらに悪化するとみる割合は56%で調査対象国のなかで最も高い。タイでは「すでに景気後退にある」とみる比率も55%に達した。

世代別ではZ世代が最も負担を感じている。直近30日で生活費をすべて賄えたのは40%に過ぎず、49%は一部のみ賄えた、11%はほとんど賄えなかったと答えている。物価や金利の圧力が続くなか、食料や日用品で節約志向が広がっているが、その一方で、運動やウェルネス支出は維持されている。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次