【政治】アヌティン首相が国連総会出席へ、カンボジア国境問題と経済協力を表明
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アヌティン首相は9月22日、訪米の調整を進めていると表明した。国連総会に出席し、カンボジアとの国境紛争などについて国際社会に向け発言する予定だ。首相によれば、24日に国王を迎えて行われる宣誓式に新閣僚が参列することで新内閣が正式に発足する見通しであり、29日には議会で新政権の政策を発表する。
タイ外務省の発表によれば、国連総会では地政学的安定や経済協力、気候変動対応などが主要議題となる。タイはメコン地域の安定と経済発展を強調しており、同首相の演説は域内協調のメッセージとして注目される。世界銀行の報告でも、国境紛争が域内の物流や貿易に影響するリスクが指摘されている。
