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【経済】中国人観光客のタイ離れ進む その一方でベトナム人気が高まり

タマサート大学経済学部のアクソンシー准教授によれば、近年中国人観光客がタイよりベトナムを選ぶ傾向が強まっている。タイより安全面の不安がなく価格の安いことから、ベトナム旅行を選択する中国人が増えているという。同准教授は、現時点では危機的状況ではないとしつつも、タイは安全対策の強化やプレミアム観光の訴求を進める必要があると指摘した。

タイ国政府観光庁の統計によれば、2024年にベトナムを訪れた中国人観光客は約470万人で前年比25%増となった。一方タイを訪れた中国人は約530万人でコロナ前の水準を下回っている。観光産業がGDPの12%を占めるタイにとって、中国市場の動向は極めて重要となっている。

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