【経済】インドの輸出拡大でタイ米価格下落の懸念高まる
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タイ・コメ輸出業者協会は、世界最大の輸出国インドが2000万トン規模でコメ輸出を拡大する見通しを示したことを受け、来月にはタイ米の輸出価格も下落する可能性が高いと発表した。
同協会のチューキアト名誉会長は「インドがストック米を2000万トン輸出すれば、国際市場におけるタイ米の競争力は一層低下し、国内米価も下落して農家が打撃を受ける」と述べた。
かつてコメ輸出世界1位であったタイだが、近年はインドが首位に立っている。今回の動向は国際市場に大きな影響を与えるとみられ、タイ農業への影響は避けられないとの見方が強まっている。
