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【経済】個人消費刺激策 受付初日で定員2000万超え 第2弾を12月実施へ

タイ財務省は、個人消費促進策「コン・ラ・クルン・プラス」の登録申請が初日に上限の2000万人に達したことを受け、新たな登録枠を設ける方針を固めた。エカニティ財務相によると、予算制約のため第1弾の枠拡大は難しいものの、12月ごろに第2弾として追加受付を行う見通しだ。

同制度は、政府が国民の支出の一部を補助することで国内消費を下支えする目的で導入されたもので、過去の実施でも景気刺激効果が確認されている。国家経済社会開発委員会(NESDC)は、同制度により第4四半期の個人消費が前年同期比3.5%増加する可能性があると分析している。

 なお、今回の第2弾では観光関連支出の対象拡大も検討されており、地方経済の活性化策としての期待も高まっている。

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