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【社会】王太后陛下の火葬場建設へ 11カ月で完成見通し パタヤ花火大会は実施

10月24日に崩御したシリキット王太后陛下の火葬に向け、新たな火葬施設が建設されることが明らかになった。サビダ文化相によると、工期は約11カ月を見込み、建設準備がすでに進められている。

王太后は故プミポン前国王の后として長年にわたり王室活動に尽力し、タイ国民の敬愛を集めてきた。政府は国葬に準じた形式で葬儀を行う予定であり、文化省と王室庁が共同で設計・施工を担当する。建設地はバンコク都内の王宮近郊とされ、伝統建築様式を取り入れた荘厳な構造となる見通しだ。

一方、チョンブリ県パタヤ市は、11月28〜29日に開催予定の「パタヤ国際花火大会2025」を予定通り実施すると発表した。ただし、国民感情に配慮し、音響演出や娯楽色の強いプログラムを一部変更する方針。タイ国政府観光庁(TAT)は「王太后の功績をしのぶ追悼的な要素を取り入れた形で実施する」と説明している。

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