【不動産】中東紛争長期化でタイ超高級住宅に富裕層需要、5000万バーツ超に安全志向
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中東情勢の緊迫が長期化するなか、タイの不動産市場で中東の富裕層による超高級物件への引き合いが増えている。タイ・コンドミニアム協会のプラサート会長は、仲介業者を通じて複数のデベロッパーに照会が入っていると明かした。関心が高いのはバンコクに加え、チョンブリ、フアヒン、プーケットといった観光拠点の高級コンドミニアムやヴィラで、価格帯は5000万バーツ以上が中心となる。
購入検討者はまずホテルやサービスアパートに短期滞在。その後、医療や生活環境への安心感が得られれば、家族の長期滞在拠点として第2の住まいを取得する流れだという。国際水準の病院や子ども向けのインターナショナルスクールがそろい、先進国に比べ生活費が抑えられる点も追い風になっている。
民間部門は、需要の取り込みには制度面の後押しが欠かせないとして、住宅購入や長期賃借と連動した長期滞在ビザの拡充を政府に要請。中東の購買力の1〜2%を呼び込めれば、年100〜200億バーツの資金流入になり得ると協会は試算す8る。
・中東紛争の長期化を背景に、中東富裕層によるタイの超高級物件へ照会増加
・主な検討先はバンコクやプーケットなど、5000万バーツ以上の住宅が中心
・民間は住宅取得と連動した長期滞在ビザ拡充を要望、市場は年100〜200億バーツ規模
