【物流】ラノーン港とチッタゴン港が所要時間短縮で連携 BIMSTEC3.5兆ドル市場狙う
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タイ港湾公社(PAT)は、ラノーン港とバングラデシュ最大のチッタゴン港の協力関係をベンガル湾多分野技術経済協力イニシアチブ(BIMSTEC)枠組みで強め、アンダマン海側を南アジア向け海上物流の結節点に育てる構想を示した。
BIMSTECはバングラデシュ、ブータン、インド、ミャンマー、ネパール、スリランカ、タイの7カ国で、総人口約15億人、域内経済規模は$3.5兆超とされる。ラノーン港はマラッカ海峡を経由せずインド洋とベンガル湾へ出られるため、航程と所要時間の短縮が見込める。PATは将来の貨物増に備え、クレーンなど荷役機材の追加調達や倉庫、岸壁の改良を進める。新航路では即席麺など加工食品、青果、ハラル食品、自動車部品、機械に加え、医療観光サービスの展開も想定する。
一方のチッタゴン港はカルナフリ川沿いに位置し、同国の国際貿易の最大90%を扱う中核港。両港を結ぶことで輸送日数を7〜15日から3〜5日に縮め、コスト低減と供給網の強靱化につなげる狙いだ。
