【IT】AIデータ需要でHDD需要再浮上 WDのHAMR開発研究で23億バーツをタイ投資
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データセンターとAIの事業拡大により大容量ストレージ需要が戻ったことでタイ投資委員会(BOI)は米ウエスタンデジタル(WD)の研究開発案件を後押しする。
BOIが承認したのは、HDDの記録密度を高めるHAMR(熱アシスト磁気記録)関連の研究開発で、投資額は23億バーツ超とされる。SSDが普及しても、長期・大容量の保存では単位容量当たりコストが鍵となるため、WDはHDD1台当たりの容量を現行の最大32TBから、2029年までに最大100TBへ高める目標を掲げ、部品とレーザー記録工程などの研究をタイ拠点で担う計画だ。協業は米国、日本、タイの3カ国で進め、タイ側は中核工程の開発に関与する。
同社は1997年からタイに継続投資しており、アユタヤ県とプラチンブリ県に工場を置く。従業員は2万人超、累計投資は1200億バーツ超、年間輸出額は2300億バーツ超とされ、タイは同社にとって最重要の生産拠点のひとつとなっている。
