คลิกที่นี่เพื่อเข้าชมเว็บไซต์ Bangkok Shuho (ภาคภาษาไทย) バンコク週報ウエブサイト(タイ語)はこちらから

【政治】タイ・カンボジア国境封鎖10カ月 54カ所のカジノ経済が壊滅的打撃

タイの安全保障当局は、今後1〜2カ月以内にカンボジア国民が深刻な生活難に陥ると見ている。国境封鎖が長期化するなか、米国の高関税と中東情勢に起因するエネルギー危機が重なり、カンボジア経済は内外双方から締め付けられている。

目次

カジノ産業が直撃を受ける構造的脆弱性

カンボジアは世界有数のカジノ大国として知られ、130を超えるライセンスのもと全国54カ所でカジノを運営する。なかでもタイとの国境沿いに集中する施設は同国経済の大動脈であり、顧客の約90%を陸路で越境するタイ人客に依存してきた。しかし2025年6月23日以来、国境全線の封鎖が続き、現在は10カ月目に突入。その結果、カジノ産業は事実上の機能停止状態に陥っている。

タイ商工会議所大学の試算によれば、封鎖が1年間続いた場合、タイ側の輸出損失は660億バーツに達し、タイのGDPを0.74%押し下げるリスクがある。カンボジア側への打撃はさらに深刻で、アジア開発銀行(ADB)は2026年の経常収支赤字がGDP比で6.9%に拡大すると予測する。

タイ海軍、国境再開を完全に拒否

フランス訪問から帰国したカンボジアのフン・マネット首相は、国際司法裁判所(ICJ)ではなく二国間の合同国境委員会(JBC)を通じた交渉を呼びかけている。また国境地帯では、チャンタブリー・トラート方面の一部ルートについて、人道支援物資の通過を認めるよう非公式な打診があったと伝えられる。だがタイ海軍報道官は「国境再開の方針は一切ない」と明言。アヌティン首相も「いまだ外交ルートでの協議すら始まっていない」と説明した。

4月16日には、タイ海軍司令官がチャンタブリー・トラート国境防衛司令部を視察し、陸海両面での警戒態勢を点検。カンボジア側が継続的に軍を増強しているとの情報を受け、即応体制の強化を指示した。安全保障当局は「今年中の国境再開はない」との見方を示しており、対話の扉が開くとすれば、カンボジア国民が生活苦で大量越境を試みるような事態が生じた場合としている。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次