【商業】タイ航空が5月に46便を削減 燃料高と観光低迷が国内外の路線に打撃
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タイ国際航空(THAI)は5月2026年のフライトスケジュールを大幅に見直し、国内外の計46便を運休・減便すると旅行代理店に通達した。燃料費の上昇とオフシーズンに伴う乗客需要の低迷を主な理由として挙げており、利用者・代理店向けの代替手配も準備中だという。
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国内線はウドンターニーなど東北部を全面運休
国内線ではバンコク―ウドンターニー(TG002/003)とバンコク―コンケン(TG040/041)が5月を通じて全便運休となるほか、バンコク―ウボンラチャタニー(TG020/021)は毎週火・木曜日に運休となる。国際線ではインド路線での影響が特に大きく、ムンバイ線(TG351/352)は5月1日から月末まで全便取り止め、ニューデリー線(TG335/336)も毎週金・土曜日が運休となる。
さらにシンガポール線(TG407/408)も5月2日から全便運休するほか、香港・台北・ソウル・上海・北京などアジア主要都市への便も複数が長期間にわたって取り消される。成田路線(TG640/641)は5月11〜18日と5月30〜31日に運休が予定されている。
THAIは2020年のコロナ危機で会社更生手続きに入り、2024年11月に手続きを完了して東証への再上場を果たしたばかりだ。中東情勢を背景にジェット燃料価格が1バレル当たり約170〜180ドルと高止まりするなか、経営の再建途上にあるTHAIが早々に路線縮小を迫られた形だ。バンコクと日本の主要都市を結ぶ幹線の一部に影響が及んでいることから、日系企業の出張・駐在員移動にも影響が出る可能性がある。
