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ウイグル人の中国送還で各国がタイ旅行に注意喚起 タイ旅行代理店協会「影響は限定的」

タイでは2015年にウイグル人グループを中国に送還した後、バンコク中心部で爆弾テロが発生し、20人あまりが死亡する事件が起きた。このため、タイ政府が先ごろ、ウイグル人を中国に強制送還したことで、日米を含む数カ国がテロの再発を懸念し、自国民にタイ旅行に気をつけるよう注意喚起しているが、タイの観光業界は概ね注意喚起の影響が短期的、限定的なものにとどまるとみているという。

タイ旅行代理店協会(ATTA)幹部は注意喚起について「短期的には観光の障害になるだろうが、特殊詐欺問題のインパクトほど深刻ではない。タイにとって主要な観光マーケットである日本、米国、欧州、台湾などからの旅行者は個人か小グループでタイを訪れていてタイのことをよく知っている」と述べ、訪タイ外国人の多くが注意喚起で不安を募らせることはないとの見方を示した。

また、同幹部によれば、タイを観光する日本人観光客はあまり増えないかもしれないが、それは円安が日本人の海外旅行にブレーキをかけていると考えられるとのことだ。

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