タイ最大与党の人気低落 党首は根拠なき強気「大した問題でない」
最近の選挙や世論調査では連立政権の中核をなす国民国家の力党(PPRP)の人気低落を示す結果が出ているが、同党党首のプラウィット副首相は6月28日、「党の人気が下がっていることはわかっているが、大きな懸念材料ではない」と強気の発言をした。同党は現在、立て直しを進めており、来年初めにも実施される見通しの次期総選挙までに同党に必要とされている改革を成し遂げることができるとのことだ。
一方、サンティPPRP党幹事長(副財務相)によれば、同党は全国各地で発表会を行い、同党所属の閣僚の実績を紹介することで党の人気度アップにつなげたい考えであり、発表会にはプラウィット党首も時間の許す限り参加する予定という。